《プラモデル塗装で見る塗装工事の基本》
   
   
   
   
≪下地処理編≫
この下地処理目に見えなくなってしまいますが、塗装の良し悪しをきめる大事な作業です。
面を整えたり(整面)、塗料の密着を高めたりするとても時間がかかる作業です。
内装工事・外壁塗装にかかわらず、とても大事です。
この作業をどこまでやるかにより値段に大きく差がでます。
   
 
写真を良く見ると細かなあとが見えてきます。
耐水ペーパー(紙やすり)も目が粗いものから細かいものへ変えながらここでは
微妙な力具合が要求されます。
曲線は丸く、エッジ(角)は鋭く形を美しく見せることが大切です。
 
赤丸の必要のない部分をカットしました。
 
【パテ処理】

パテを使用して穴をうめたりつなぎ目を
けしたり塗装前の最終的な形を作ります。

盛っては削りの繰り返しです。
 
【すじ彫り】

しわやラインを表現するために
あらかじめ彫りを入れときます。

この細かな作業が実は大事で作品の
仕上がりに大きく違ってきます。

 

【洗浄】

パテの粉・表面の汚れを洗い流します。

塗料の密着に作用しますので必ず行います。

(外壁塗装の高圧洗浄と同じです。)

 
【絶対プラモやすり タイラー】

パーツのエッジ(角)を出すための道具

名前が気に入りました。平・平・タイラー
【エポパテ】(エポキシパテ)

A剤とB剤を練り合わせ粘土状にして使用

厚みをつけるのに最適(非常に硬い)
 

最近この下地処理を省く業者さんが数多く見うけられます。
最大の理由は裏ペンキ屋語録をご覧下さい。
またウレタン塗料や2液型の塗料だから下地処理は必要がないと思っている業者まで
どんな塗料を使用しても、下地処理は必要です。
カタログをみても適切な下地処理が必要と書かれています。
また下地処理の程度は業者によって大きく変わります。
穴さえうまっていれば良いという方から、パテの回数を決めている方から様々です。
非常に手間がかかる作業で(塗るより大変です)事前の打ち合わせが大変重要です。
パテ処理には限界がありますので、仕上げを考えた造作が必要です。

 

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ダークケロロエイジング塗装編
 
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