《オスモカラーの特長と塗装方法のご紹介》
   
自然塗料
【オスモカラー】
   

最近シックハウスなどの問題により無垢材のフローリング施工が増えてきています。
そこで木の調湿効果を損なわないよう塗料の選択にも気を使っています。
そこで今回【オスモカラー】フロアークリアーラピッドを選択しました。
特長として自然の植物油と自然のワックスをベースにした木材保護塗料で、
浸透性に優れ木の呼吸を妨げない自然塗料です。
この種の塗料は数社から発売されていますがその中でも乾燥時間が早く工期短縮に
つながりました。今後需要が増えていく傾向にあると思います。

   
フロアークリアーラピッド

【フロアークリアーラピッド】
粘度が非常に高く普通の塗料とは違い
ワックスとしての感覚が大きい
【臭い】
独特な油の臭いで無臭ではない。
【作業性】
熟練の職人さほど戸惑います。
薄く刷り込みながら塗っていきます。

   
施工前
施工後
【施工前】
足に伝わる感覚がやわらかく木本来の
香りがします。
【施工後】
ウレタン塗装などと違いピカピカツルツルには
なりませんが、しっとりとした艶が得られました。
   
オスモカラー色味

塗装前と塗装後では色味が違いますので
サンプルなどを見て決めてください。
ウレタン塗装などより傷がつきやすいので
定期的なメンテナンスが必要です。
実際の生活でおこる傷などは味、趣として
お考えください。

   

 
【オスモカラーの塗装方法】
オスモカラー
   
ペーパー
紙やすり
【下地処理】  

汚れや糊はペーパーやデザインナイフを
駆使して丹念に落とします。
この作業に掛かる時間は馬鹿になりません。
この作業を極力減らせばコストの削減にも
繋がりますので貼る段階での配慮が必要です。
手で木の感触を確かめながら全体にペーパーを
あてていきます。傷をつけないように掃除機で
木の粉を吸い取り、最後に硬くしぼった布で
手垢、汚れなど拭いていきます。木が変色する
恐れがあるので薬品の使用はやめましょう。

皮すき
   
糊のあと
ラスター
   

   

オスモカラー

道具

   
だみこみ

【塗装編】

ラスター刷毛を使い細かな部分を塗装して後から
スムーサーで刷り込みます。
後は思い切りワイドブラシで広い面を塗装します。
このワイドブラシ値段は少し高めですが予想以上の
働きで床塗りには最適で普段の2倍以上の仕事量でした。
注意する点は何度も言いますが、非常に粘度が
高いので常に刷り込むイメージでまた乾燥時間が
長いので2日(2回塗り)に分けて塗装してください。
使用した道具類は専用の洗浄剤で洗い保管します。
拭き取りで使用したウエス類などは自然発火
恐れがありますので十分水につけて処分して下さい。

 
スムーサー
   
ワイドブラシ
塗装法
   

最近エコ・ロハス・ナチュラなど自然素材を売りにしたリフォームが増えてきています。
シックハウス症候群などにより注目をあびてきていますが、100パーセント安全ではありません。
アレルギーなどの免疫系の症状は解明されていない部分が多く流行りだけで使用するのは危険です。
本当にお困りの場合医師や専門家と相談に上テストを行い使用するのが良いでしょう。
もうひとつ使用している油の独特な臭いがだめというお客さんもいました。
この『臭い』塗料を選択する上でとても重要で使用している油の種類で様々な臭いがします。
また、まだまだ不適切な施工をしている業者も多くみられます。プランナーや塗装店などの請売りでなく
自分の目で確かめることがこの種の塗料を選択するために必要なことです。

 

 
オスモカラーを使った施工事例(写真をクリックすると内装工事の詳細が見られます。)
 
花屋内装工事

渋谷区初台にあるお花屋さんpetit-bleu
唐松の床材をオスモカラーフロアークリアー
で仕上げています。

 
無垢材リフォーム

杉材の天井、丸太柱はウッドワックス
檜の床材はウッドワックスで染色後
フロアークリアーで仕上げています。

 
 
 
 
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