《塗替えをお考えの方ご覧下さい》
   
塗替え施工事例
最近の塗替え事情
外壁塗装施工事例
   
 
施工前
 
【築22年木造窯業系サイディング住宅】施工前
サイディングの傷みやコーキング(シーリング)の破損も多く
少し塗替えの時期が遅いようでした。
特に破風板などの木部やコロニアル(屋根)は傷みがひどかったです。
 
コーキング
 

この頃のサイディング住宅によく見られるのですが、
目地の幅が均等ではなくまた目地の底が欠落している部分もありました。
ちょうどサイディングのはしりの頃でまだ施工方法も(業者)もばらつきが
多く見られ試行錯誤の頃だったかも知れません。

 
コーキング施工
 
今回サイディングの目地処理は、『増し打ち』『打ち替え』を行いました。
『増し打ち』古いコーキング(シーリング)をそのままに上から新たに施工。
『打ち替え』古いコーキング(シーリング)撤去後施工
本来コーキング(シーリング)は2面接着が好ましいのですが、
(目地底に接着しないよう、バックアップ材、ボンドブレーカーなどが施工)
上記のようにサイディングの不具合からすべての施工は難しかったです。
(現在ではハットジョイナーなどのジョイント材が入っています。)
 

使用材料は、横浜ゴム(ハマタイト事業部)さいでぃんクン
基 材/2成分形 変成シリコーン
主用途/窯業系サイディングボード

高い耐候性を持つ変成シリコーン系シーリング材に応力緩和性を与えることで、
窯業系サイディングボード目地特有の乾燥収縮によるムーブメントを吸収し、
住宅の防水性を長期に亘り確保するサイディングボード専用のシーリング材です。
(メーカHPより)

 
外壁塗装
 

使用材料は、2液型弱溶剤シリコン塗料を使っています。
SK化研『クリーンマイルドシリコン弾性』仕上げ(2回塗り)

セラミック複合技術により塗膜は親水性、低帯電性、高い硬度になり超低汚染を実現
超耐久性を示すと同時に、耐水、耐アルカリ性、耐薬品性に優れている
弱溶剤で構成されるため殆どの旧塗膜に対しシーラー不要で施工可
防かび、防藻性に優れている
透湿機能があり、塗膜の膨れ防止に効果を発揮
(メーカーHPより)

【2液型塗料】
硬化剤と主剤を決められた比率(重量比)で混ぜて使用。
使用できる時間も限られています。かならず秤を使用します。
まだまだ、手間がかかるという理由から目検討で、使用するペンキ屋さんが多い。
そのため硬化不良やはがれなど不具合をひきおこす原因につながります。

使用感は、艶は若干劣りますが塗膜は厚く感じられました。
乾燥時間はカタログ表示より時間がかかりました。
水性塗料に比べ仕上がりは良好です。

 
施工後
 
木部はエポキシ系下塗り材塗装後クリーンマイルドシリコン(弾性)2回塗装しています。
上げ裏部分のみ関西ペイントセラマイルドを使用。(NAD樹脂塗料)
 
施工後
 

お客様のご希望でブルー系の色に仕上がりました。
今回は中彩色となり材料費は淡彩(白に近い)比べ若干割高になっています。
最初お客様のご希望はもっと鮮やかなブルーでしたが、若干黒をきかせたブルーを
提案させていただきました。
小さな見本では鮮やかな色を選びがちですが、実際大きな面に塗装すると、
思いのほか鮮やか過ぎることがあります。(経験上)
若干黒や他の色を足すだけで深見のある色になります。

 

【塗装の目安】

窯業系サイディングは表面の塗装の劣化により反りなど不具合が起こります。
反りの原因は、吸水と日射(熱)を繰り返すことにより起こります。
また釘の打ち方など最初の施工の不具合なども要因の一つです。
サイディングの反りにより目地(コーキング)の断裂が起こり劣化が促進されます。
最初の塗替えは表面の劣化が起こる前に築5年から7年がおすすめです。
最近ではタイル調や石目調など模様が付いたものを見かけます。
築5年から7年の間で表面劣化が少ない場合、模様をそのまま生かす、
クリアー(透明)な塗料を塗る工法もありますので、1度ご相談下さい。

 
サイディングはメンテナンスフリーなんてことはありません。
最近では無機塗料でコーティングされているものもありますが、
果してどこまで耐久性があるのかわかりません。
目地コーキング(シーリング)の耐久性を考えても、車にも車検があるように
定期的なメンテナンスは必要です。
 
 
 
 
 
施工範囲
狛江市・調布市・府中市・世田谷区・目黒区・川崎市・お近くの方大歓迎です。
神奈川県・鵠沼・辻堂・鎌倉・七里ヶ浜・海沿いの方大歓迎です。
特に施工範囲は決めておりませんので、お気軽にお問い合わせください。
 
常盤塗装トップページ
 
常盤塗装|東京都狛江市西野川2-22-19|TEL/FAX03-3489-8047